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「神を信じて」 コリントの信徒への手紙一2章1~5節

 新年、2025年明けましておめでとうございます。本当にいろいろなことが内外にあった2024年でしたが、新しい年を迎えて心機一転、共に主にあってまた新しい歩みを始めて行きたいと思います。

 今日の、教団の聖書日課は、最初に見た時、正月らしくないなあと思ったのですが、よくよく考えて見ると、私たちの信仰の「初心」をよく表しているなあと思いました。

 神の力は、人の弱さの中にこそ働き、そこでこそ、より輝くのだと思います。第2回目の宣教旅行で訪れたギリシャのアテネにおいて、超大変な思いをしたパウロは、どん底の状態でコリントにたどり着きます。しかし、そこでパウロは彼の伝道活動の中で最も大きな成果を得ることができたのです。

 伝道というと、ついつい私たちは、雄弁で興味深い、ユーモアにも満ちた素晴らしい「話」を求めてしまいますが、しかし実際は、そのような輝かしいものではなく、弱く、みじめであるけれども、そこに最も大切な「核」があれば、神さまはそれを用いて、思いもよらぬ豊かな恵みを与えてくださるのです。

 新しい年、2025年も、この神さまの力を信じて、共に信仰の歩みを進めて行きたいと思います。どんなに不器用だって、かっこ悪くたって、ただ神を信じて歩めば、そこに信仰の実が成り、愛の花が咲き、人々の笑顔が満ち溢れるようになります。さあ、一緒に歩き出しましょう。

 

2025年1月1日(水) 新年礼拝 笹井健匡牧師


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