朝日新聞2017年5月19日朝刊 35面 水俣病

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遅い。遅すぎた。水俣病患者の人が水俣病と認定されないまま、この世を去った後で、水俣病と認定された。娘さんもお母さんが亡くなられた時は、本当に悲しく、やりきれないことだっただろう。認定されれば水俣へお墓参りに、という思いも果たせなかったそうだ。裁判というのはだらだらと長すぎる。傍聴したこともあるが、一つのことにどんだけ時間をかけるの?とこのスピード化の時代に思わされた。まだ、裁判闘争をしている病の人たち、そして冤罪の人たちへの対応を迅速にしていただきたいと思わされた。

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