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「さあ、始めよう」  ヨハネによる福音書20章30~31節

 イースターおめでとうございます!いつの日か、メリークリスマス!と同じようにハッピーイースター!と言える日が来ることを祈りつつ、今日の礼拝をささげて行きたいと思います。
 今日から2018年度が始まりました。大変な事の多い、変化の多い昨年度でしたが、今年度は少し落ち着いた、しかし神さまの恵みの中に生きる私たち、主イエスの復活を喜び伝える信仰者の群れでありたいと思います。
 今日の聖書は、ヨハネ福音書の最初のまとめにあたるところです。コンサートや劇に例えるならここで一回幕がおります。そしてアンコール(21:1~23)の後、最後のまとめが21:24~25になります。
 4つの福音書は、さまざまなイエスの復活を記しています。
・マルコ:マグダラのマリアたち、天使のお告げ(ガリラヤ顕現)。
・マタイ:マグダラのマリアたち、天使のお告げ(ガリラヤ顕現)。   
     弟子たちが死体を盗んだ、という噂話。→聖なる者たちの復活。(27:52)
・ル カ:マグダラのマリアたち、天使のお告げ。エマオ途上顕現。
     エルサレム顕現。
 ヨハネは、マグダラのマリアへの権限を詳しく記した後、エルサレム顕現を記します。そしてその中心は「トマス」です。「疑い」から「信仰」へと変えられるトマスを描きながら、読者がイエスを神の子メシアと信じるように訴えているようにも感じます。最近の研究の中には、ヨハネは、マルコ、マタイ、ルカの各福音書を知っていた、というものも出てきました。-中略ー
 30節にあるように、このほかにも、膨大な資料(口伝含む)があったように思われます。(21:25) イエスさまの業は、圧倒的に多く、すごく、当時の人々の心に、魂に、深く刻まれていたことが伺えます。
 私たちは、そんな多くの証人に囲まれているのです。ですから、恐いものは、何もありません。今日から、ここから、また新しい心、新しい思いで、復活の主を宣べ伝えて行きましょう。まことの喜びと賛美と共に。

2018年4月1日 イースター礼拝 笹井健匡牧師

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